つるときつねのごちそう (動く絵本/世界の童話)

保護者の方へ

みんなそれぞれに得意不得意なことがあるもの。
仲良くお互いの良い所伸ばしていこうね!

本文

むかしむかしの おはなしです。
「つるくん、ぼくの うちへ あそびに おいでよ」
きつねが いいました。
つるは よろこんで きつねに ついて いきました。

「まめの スープを めしあがれ」
きつねは ひらたい おさらを にまい ならべました。
きんいろの スープは ほかほかして とても おいしそうです。

きつねは おさらを ぺろぺろ なめました。
けれども、つるは うまく のめません。
ながい くちばしが おさらに ぶつかって しまうのです。
「のめないなんて ざんねんだね」
きつねは くすくす わらいました。

つぎのひ。
「きつねくん、きのうの おれいを するよ」
つるは きつねを いえへ まねきました。
かびんの ような ほそながい いれものを ふたつ ならべました。
なかからは よだれが でそうな いい かおりが します。

「さかなの スープを めしあがれ」
つるは くちばしを じょうずに さしこんで スープを のみました。
しかし、きつねの くちは はいりません。
「のめなくて ざんねんだね」
きつねは しょんぼり しました。

いじわるなんか しなけりゃ よかった。
「きのうは ごめんね」
きつねは つるに あやまりました。
つるも ぺこりと あたまを さげました。
「ぼくこそ ごめんね」

そして、ひらたい おさらに あたらしい スープを いれて くれました。
「おいしいね」
「さいこうだね」
にひきは なかよく スープを のみました。

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作った人

イラスト:森のくじら
文章:東方明珠
朗読:結城ハイネ
原作:イソップ物語

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