おにがくるよ(ホラー・怖い話)

保護者の方へ

ホラー怖い話「おにがくるよ」の動く絵本です。
少し怖いお話なので、小学校低学年以上を推奨します。

本文

おすなば あそび たのしいな。
「もう かえるわよ」
ままの こえ。
「まだ あそぶ」
すなの おしろが とちゅう だもん。
「だめよ。くらく なったら おにが くるよ」
「うそだい」
ぼくは ままの てを ふりきって、かえらないって いいはった。

ままと いっしょに すーぱーに きたよ。
「おかし かって」
ままは ぷいっと よこを むいた。
「だめよ。きのう かった ばかり でしょう」
「やだやだ。きょうも かって」
「わがまま ばっかり いってると おにが くるよ」
おに なんか いるわけ ない。
「かって くれなきゃ かえらない」
ぼくは ひっくり かえって あばれて みせた。

ぼくんちに おともだちが あそびに きた。
でも、ぼくは おもちゃを ひとりじめ。
「いじわる すると おにが くるよ」
ままは いうけど、しらないよ。
ぼくは せなかを むけて あそび はじめた。
「かーしーて」
おともだちが てを だした。
「だめ」
ぼくは つい おともだちの てを ぱちんと たたいちゃった。

「いいかげんに しなさい!」
かみなり みたいな ままの こえ。
ぼくは びっくりして ふりかえった。
そこには まっかな かおに つりあがった め、
するどい きばを むきだした こわい こわい おにが いた。

「おにが きたよ」
ままの ふくを きた おには にたりと わらう。
「うわーん。ごめんなさい。もう しないから ままに もどって」
ぼくは ひっしに あやまった。
おには ぼくの こゆびを ぎゅっと つまんだ。
こわいよ、たべられちゃう。
だけど、おには ままの こえで いった。
「じゃあ、やくそくね。ゆびきり げんまん」
おには いつのまにか ままに もどっていた。

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作った人

文章:東方明珠
朗読:櫻庭 由加里(コトリボイス)

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